<もったいない2>
日曜日、仕事に行く前にいつもTBSの「がっちりマンデー」を見ています。
今日の特集は『ゴミ大変身、実は宝の山』でした。
その中で、森本卓郎さんが、コンビニなどの食物の廃棄の削減方法を話していました。
具体的な方法として、新しい日付の弁当が入荷されると、古い日付の弁当は自動的に価格が下がっていくシステムを提案していました。
後出しになりますが、私も似た考えをもっていました。
数ヶ月前、「私は、食品を買い物するときには、新しいものではなく、できるだけ古いものから買うようにしています」と書いてあるのを、朝日新聞の投稿欄に見ました。
恥ずかしい話ですが、私はスーパーで陳列棚の、手前の古い商品でなく、奥にある新しい商品を買うようにしていましたので、この投稿を見たとき衝撃を受け、自分も何か考えなければと、しばらく悩んでいました。
数日後、ひとつの考えが浮かびました。
それは、今日、森本卓郎さんが仰っていた同じ商品でも、消費期限ごとに値段を変えるというものでした。
消費期限が違う商品を、同じ価格で売ることを改善すれば、良いと思いました。
私は更に、消費期限が近い為安くなっている商品の名前も「おつとめ品」「割引き商品」などの名前でなく「エコ商品」や「環境商品」など、マイナスのイメージの言葉から、プラスのイメージの言葉に換えて、消費者の意識を変えることを考えました。
ただしこれには、消費者の意識を変えれるように、売り手側のスーパーが実行してくれなくてはなりません。
もしこういったことを、イオンやイトーヨーカードーなど大手スーパーが取り入れるとなると、大きなコスト負担になると思いますが、長い目で見た場合、その会社にとって大きなプラスになるのではと思います。
限りある資源を大切にするのと同様に、食べ物(食料)にも<もったいない>精神を持つことで、地球の環境を考え続けていきたいと思います。
駐車場でも、これと似たような発想で成功している例があるようです。
高層の立体駐車場の話ですが、出口に近い1階と、出口から遠い上層階の時間当たりの料金を変えることで、車が分散して駐車されるようになり、売上が上がったそうです。
私も以前より、同じ立体駐車場でも、夏場に日のあたる屋上の駐車スペースと、出口に近くて日のあたらない駐車スペースの料金が同じ事に疑問を持っていましたので、この問題を解決した上に、売上も上がる方法を考えたこの例に、とても感心しました。
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